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土の命-植物と微生物 土耕菌ナルナル Tweet


ナルナルの土壌栽培科学

はじめに 《日本の農地と農業問題》

日本の農地には、すでに過剰なまでの化学肥料が投入されています。そして連作を続くけるうちに段々と肥料が効かなくなってきます。それは、土中に微生物がいなくなってきているからです。
 土壌菌農法研究所では、このホームページから土壌微生物と植物の関わりを解説し、土耕菌ナルナルの普及を図り地球環境の改善に取り組みます。

 まず、化学肥料は、植物が吸収しやすい様に人工的に配合した物質です。
 植物の根は楽にこの物質を吸収します。そのかわりに土壌の微生物は関与する余地がないので根も微生物も増えることができません。土は、だんだんとただの鉱物の風化した粒の集まりにしか過ぎなくなってしまいます。

化成肥料と有機肥料の違い


 土にはさまざまな土壌菌が住み着いてきます。植物は菌と仲良く生活するのが自然ですが、人工的に肥料が投入されたり、単一の作物を作っていると有益な土壌微生物のバランスが崩れ病原菌が繁殖することになります。病原菌は植物にとって悪影響を与え、作物を枯らしてしまいます。それを防ぐために私達は農薬を使います。病気の元になる菌を殺す薬を使うのです。
 その時、残っていた有益な土壌微生物も一緒に殺してしまうのです。土壌中の栄養分と植物の仲立ちをするのが土壌微生物ですから、彼らがいなくなったら植物は栄養を充分に摂ることができなくなります。植物が育たなくなる悪循環の始まりです。

 もともと土壌に多様な菌が沢山いれば、悪性菌は繁殖できませんでした。効率的な化学肥料は耕地の永続的な耕作を保証していません。

化学肥料の投入→土壌微生物の減少→悪性菌の繁殖→農薬の使用→土壌微生物の瀕死→土の死



 深刻なのは、このような現象が全国で多発していることです。
 肥料を投入しても、ちっとも育たない。実が成らない、途中で枯れてしまうという現象が起きているのです。このような状態の事を「土が死んでいる」と表現しています。まさに土壌微生物が死んでいる状況です。

 有機野菜が市場に歓迎されています。しかし、完全無農薬で大量に野菜を作る事は大変に手間がかかります。雑草を生やさない為の努力も大変なものです。有機栽培農家は、できるだけ農薬を使うまいと努力していますが、健康な土作りには何年もかかります。地域の野菜を全滅させるほどの病気も発生したりします。土耕菌ナルナルは土の中の微生物バランスを改善する土壌改良材としてバツグンの効果を発揮しています。

 一方、消費者も近代的な家に住むようになって健康になったかというとそうではなく、シックハウス症候群や、密閉された室内でのカビやダニの発生に悩むようになります。過去には無かったアレルギー皮膚炎の症状を持つ子供達が増えています。近代的な住居は便利ですが、人間の健康を促進してはくれていません。
 体に心地よい住宅がこれからの流行となってほしいものです。

滋味のある野菜を食べよう

 アレルギーの原因の一つとして食品に含まれる残留農薬や、食品添加物も問題視されています。また、最近の野菜は品種改良によって柔らかく、食べやすくなってきましたが、その野菜の持つ独特の風味が無くなったといわれています。よくいわれるのがホウレン草で、現在スーパーで販売されているホウレン草と50年前に日本人が食べていたホウレン草は、全く別の味がするといわれています。食べやすくなった分だけミネラルやビタミンが犠牲になっているのです。滋味のある野菜作りを土耕菌ナルナルがお手伝いします。

 鎌倉時代以来、日本の農業は人糞尿や干鰯を有効利用し、農作物の生産性を挙げていました。いわば、天然資源を肥料としていました。このことは、大正時代まで続いていましたが、イギリスから始まった世界規模の産業革命により工場で肥料の生産が始まると、人々は即効性のある化成肥料を使い始め天然資源を使わなくなりました。 

 日本は食糧自給率が低く国内で生産しているのは4割に満たない数で、6割以上を輸入に頼っています。そのうえ、農地が荒廃し食物の生産ができなくなることは国家として致命傷になります。
 また、農業後継者の不足は日本の農業の壊滅的な崩壊を予兆させる事態です。
 これらの事は皆が気づいてはいることですが、いざ、解決となると先が見えていないのが実情です。

 以上、おさらいの様に書きましたが、地球温暖化の問題と合わせて、私たちの暮らしを守るために、子供たちのために、今、真剣に考えねばならないことです。

次のページから土壌菌の解説が始まります。

土壌菌農法研究所 石井一行