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原因と対策 Tweet


注意*土壌殺菌剤が残留しているとナルナルが死んでしまいます。農薬メーカーに残留具合を確認して完全に殺菌成分が抜けてからご使用下さい。ナルナル自体が死んでしまいます。

H23.12/10

T、原因を探る

次のイラストで見て判るようにしました。下の解説を読むとよりよくわかります。


解説
@ 畑の中に深く埋まった有機物
原因は、地中に埋めた葉っぱや枝や堆肥などの有機物です。土の中では地下30cmの深さになると酸素がほとんどなくなります。酸素が無い状態で者が腐る(分解する)事を腐敗する、と言います。この有機物がじんわりと腐って行きます。10年〜20年の歳月をかけても、まだ腐りが進行中の状態も多いです。

A 土壌のヘドロ化
腐敗した有機物は、土壌にならずヘドロになります。悪臭のするドブの中のようです。農家の方は土の匂いを嗅いで土の健康状態をチェックするよう習慣付けましょう。

B 有毒ガスの発生
ヘドロからは、嫌気性発酵による窒素ガスや硫化水素などの毒ガスが発生します。その毒ガスによって地中の根が枯れてしまいます。根も酸素呼吸をしていますから、窒息死してしまうとも考えられます。

C モンパ菌 繁殖期
死んだ根は、担子菌などのきのこの仲間の菌によって分解が始まります。菌類という森の中の分解者がいなかったら、森の中は枯れ枝や落ち葉であふれてしまうことでしょう。
モンパ菌はこの時に他の菌と一緒に死んだ根の分解を自然界の浄化作用として始めます。

又、地上部の樹勢に衰えは見えません。残っている根が多く正常に働いているからです。

D モンパ菌 繁殖中期
 風で折れ地表に落ちている枯れた枝葉と、毒ガスにやられて腐った根の決定的な違いは、樹木本体とつながっているか否かです。枯れた枝葉は樹木本体とつながっていなのに対し、腐った根は樹木本体とまだ結合しています。
 腐った部分を分解するために繁殖したモンパ菌は根腐れと並行する様に樹木の幹の方向へ進行します。
そして、地上部の主幹(みき)と地下部の根の境まで進行し、主幹の維管束(いかんそく)というパイプを破壊してしています。

この時期、まだ健全だった他の根も毒ガスによって腐り始めます。

E 根周り全てにモンパ菌がはびこる
 この時、時期によって葉っぱがあり、生きているようにも見えますが、根が完全に全て腐ったため地上部へ水分が行かなくなるので徐々に木は枯れてゆきます。モンパ菌が地表付近の維管束を破壊したため新しい根の発根も出来ません。


U、攻略の前に知っておきたい木の知識


人間の体の中には血管がいたるところに網の目の様に張り巡らされています。
しかし、人間の血管に相当する維管束というパイプは、樹木の場合ほとんどが表皮の裏側のごく薄い(肉眼で見えない位幅が狭い。)限られた場所にしかありません。木の中心部は誰でも知っている材木で、年輪はパイプではありせん。

樹木にとってこの維管束というパイプが詰まったり破壊されるという事は大きな痛手てす。ですからたいていの場合堅い表皮によって外界から守られています。
 モンパ病は樹木のガンと説明されていましたが、正しくは植物の脳血栓であるといえます。地表近くの維管束が全て詰まった結果、木が枯れるという現象が起こります。


V、モンパ進行の見分け方



葉の色が悪い、徒長枝が伸びないなど果樹を栽培している方なら木の健康状態を見るのは仕事の一部です。
樹勢がおかしい時、まず見るのは根元です。弱った枝があったらその真下の根元の根の様子を見ます。根元の根に泥がたくさん付着している時、その根はすでに死んでいる可能性が高いです。

根はたこの足の様に沢山生えていて、半分失っても木の樹勢は変わりません。植物はあらかじめ沢山の根を生やし保険をかけているのです。1本でも健康な太い根があれば木は生きられます。


W、土耕菌ナルナルのチカラ
モンパ菌に感染していても、
土耕菌ナルナルを使い樹勢が回復しない木はありません。ただし、幹回りの維管束が少しでも根につながっている事が必要です。
見た目で瀕死の状態でも、維管束が根とつながっていれば回復ができます。
→根周りを掘って確認しましょう。
太根がやられていて、細根しかない場合、根を張る期間が2〜3年必要です。
→その間、樹勢が順調でも実や花をつけないほうが根の回復が早まります。



図の解説
効果 その1
土中に浸透したナルナル菌は、強力な分解能力で毒ガスの発生源であるヘドロを分解し、植物の栄養源とします。又、土の中にたまっていた毒ガス成分をきれいな空気に分解します。

効果 その2
土耕菌ナルナルは、地表面近くに生きる菌の活動を活性化し、菌根の活動を強めます。それにより、樹木の発根が促進され、樹勢を回復させます。
【菌根菌とは】 最も有名な菌根菌はマツタケです。マツタケは松の根に菌糸を進入させ、松の根から糖分をもらっていますが、お礼に地中の栄養分や水分を松の根に届けます。ほとんどの植物には菌根菌が付くといわれ、菌根菌が付いた植物は元気になります。きれいな花を咲かせるランは、ラン菌という菌根菌から水分をもらって生きているので、ラン菌がいないと枯れてしまいます。

効果 その3
土の中で土耕菌ナルナルが大量に繁殖します。土壌菌が大量に繁殖した土壌には病原菌が繁殖できません。
土壌菌ナルナルは数百種類の菌を繁殖させます。

効果 その4
土耕菌ナルナルがの繁殖効果で土壌の団粒化が進み、健康な植物が育ちやすい土壌になります。


  土耕菌ナルナルを使った

X、超簡単攻略方法

樹木の種類は特に問いません。ほとんどの樹木種に使用出来ます。


1、根元の周囲の草を刈る
  →草を刈る範囲は、根元の幹の直径のおよそ3倍です。直径10cmの場合、幹から約30cmの円内の草をとります。
   直径2cm以下の若木の場合は、15センチの範囲です。

2、土耕菌ナルナルを草を刈った範囲にまく。根元はちょつと多めにまく。
 →草を刈った範囲に土耕菌ナルナルを散布します。まんべんなく、土が見えなくなる位。
   風で飛ぶようでしたら表土をレイキなどで軽く攪拌します。
   (攪拌したほうがすぐ土になじむので足でならす程度に混ぜまてもよい。)
   根元は大切なので多少多めにまいておきましょう。
   木の成長範囲全面にまいてもかまいません。まきすぎは一切ありません。

3、水をまき、土耕菌ナルナルを湿らす。
  →水をまき湿らせます。雨でも可。土耕菌ナルナルを湿らせたときから活動を開始します。

以上で作業終了です。後は樹勢の回復を実感してください。




↑草を刈り、土耕菌ナルナルをまいた状態。(ガムテープは散布した木の目印)



土耕菌ナルナルの使用量目安
15年生の成木に使用する場合、1本あたり 4リットル
若木に使用する場合、1本あたり 0.5リットル〜2リットル

使用量についてはあくまで目安です。
現在の観測結果からこれより多量に使用しても効果は変わりません。

 上の写真の木の根元は以上に膨らんでいます。このような木の場合、根の真下の部分の土壌改良が困難です。モンパ菌はかなりしぶとく残りますので、一時的に樹勢がよくなっても翌年も注意深く樹勢や根元を観察し、念のため3年間位は、年に一度ナルナルを根元に散布することをお勧めします。



特別に注意!
土耕菌ナルナルは殺菌剤ではないのでモンパ菌を殺しません。モンパ菌には枯枝などの分解者としての重要な仕事があります。枯れた根を撤去する場合でもモンパ菌に感染した根の撤去は土耕菌ナルナル使用時に限り必要ありません。土耕菌ナルナルによって自然に分解され、果樹の栄養源として利用されます。


W、モンパ病を発生させないために

深耕禁止です。

1、モンパ病の原因は、地中深くに埋まった有機物残渣にあります。深いところに有機物を入れることは絶対におやめください。
2、堆肥や肥料を投入するときは限りなく浅くまいてください。トラクターよる深耕はモンパ発生の原因となります。
3、深耕は土壌微生物の生息バランスを崩し土を堅くする原因になります。
4、土が堅くなると、通気性が悪化し、土中に有毒ガスが溜まりやすくなります。
5、浅く表土を攪拌することで微生物の活動は活性化し、良い畑をつくることができます。
6、堆肥を投入する場合、その熟度の判定は難しいのが現実です。ですが、地表面にバラ撒くのであれば問題はありません。


Y、追記
土壌菌ナルナルは、モンパ病の退治の為に開発さたれた商品ではありません。
生ゴミ処理装置の開発中に生まれた籾殻発酵の派生物としてできた物です。
たまたま、モンパ感染樹の樹勢回復に効果がありそうだということで追跡調査をした結果をここに掲載ました。
モンパ病にお困りの農家の方に愛用して頂ければ幸いに存じます。
現在、最低使用量についての調査を行っております。ご協力いただける方はご連絡ください。