土耕菌ナルナルの用途 |
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土耕菌ナルナルは複合微生物集団として様々な場所に利用出来ます。 1.土壌改良資材として 2.植物育成促進材エンドファイトとして 3.農産物の収量増大用として 4.有機栽培用の資材として 5.病害虫耐性の向上資材として 6.有機ぼかし作りの種菌として 7.食味向上資材として |
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使い方の基本 |
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解 説 用途によって使用量が変わりますのでご注意ください。ただし、農薬と違って有機物から出来てますのでやりすぎの心配はありません。 ナルナルには、微生物の群集が1グラム中に100億個存在します。お客様のお手元には、このナルナルが乾燥した状態で届けられます。微生物としては眠っている状態です。しかし、土の上にまかれ水分を与えると、眠っていた胞子が目を覚まし活動を開始します。また、水と共に細かい微生物の粒子が、土の中に染み込みます。そして、適切な場所で餌を見つけて繁殖します。氷点下以下で、地面がカチカチに凍っていない限り、ナルナルを使う事ができます。低温にも高温にも強い微生物達です。 ナルナルは、通常の微生物資材とは異なり植物体内で増殖して行きますので、一作につき一回やればOKです。 |
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土壌改良につかう まんべなく撒きます。 土地全体の土壌改良を行う場合は、全面に薄く撒いてください。そして、水をまきます。 40リットル袋入りで、30坪(1アール)〜90坪の面積に施工できます。 |
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畑につかう 根元にだけ撒きます。下記、エンドファイトとして使うをご一読下さい。 まく範囲は根周りだけで大丈夫です。植物の芯にパラパラまく感じです。 全面にまくと雑草がすごい勢いで繁殖しますのでご注意ください。 |
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ナルナルをまいたら風で飛ばないように浅く土と混ぜ水で湿らせて完了です。(雨可) | |
エンドファイトとして使う←必読 |
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使用時期 |
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土作りは、作物を植える直前でかまいません。植えてからの散布も出来ます。 又、生育途中に元気がない植物にも四季を問わず散布が可能です。 |
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施設園芸(ハウス)でお使いの場合 |
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栽培品目は、特に限定されません。植物なら全て同じ方法で行っています。 土耕菌ナルナルは肥料ではないので、大きなスイカやメロンなど多量の肥料を必要とする野菜には、適時、堆肥や肥料が必要ですが、微生物のよく育った畑では肥料がいりません。 通常より減らしてご利用下さい。 横山和成博士のご研究により、化成肥料を使うと土壌微生物が減る事がわかりました。また、除草剤も成分が分解しても細かい化学成分が残り土壌微生物に悪い影響を与えるそうです。畑を微生物で充満させると、自然と病気も発生しなくなる完璧な畑となります。収量も増え味も良くなります。 土壌微生物の豊かな畑を目指しましょう。 |
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上の図のようにまけば、ナルナル40リットルで1,000mの長さのウネに使用できます。 |
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樹木の場合 |
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基本は幹の周りの根元にまんべんなくパラパラとまきます。 幹の直径の2倍から3倍の範囲にまいてください。 一坪あたり、1リットルの散布量でいいです。 幹の直径が10センチなら、根元から20cm〜30cmの範囲全面にまきます。 草が生えているとナルナル菌が土まで届かないので草は刈ってください。 根が伸びていると思われる場所に範囲を広げてまくのもより一層効果的です。 |
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使用時の注意 |
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土耕菌ナルナルは生きた微生物を土壌に還元することで、土壌の活性を取り戻します。ですから、絶対に土壌殺菌は行わないでください。効果がい゛ません。 木作酢を使っても菌が死んでしまいます。 除草剤も菌が死んでしまいます。 保管中にねずみが食べることがありますのでご注意ください。 堆肥の感覚で深く入れたほうがいいと思うのは間違いです。必ず土壌表面に散布してください。深く入れると効果が出ません。 土耕菌ナルナルは紫外線に強いと言う特性を持っていますが、用心のため直射日光の強い夏のみ紫外線にご注意し、早朝または、夕刻に散布するようにしてください。 注 雑草も元気に育ちます。 が、 雑草が生えない畑の作り方もあります ↓ |
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雑草が生えないのに野菜は育つ不思議な畑が作れます。 ☆1反部(300坪)の畑に用意するもの 1、生モミガラ20〜25立米(m3)=(20,000〜25,000リットル) 2,ナルナルのモミガラぼかし肥 2立米(m3)=(2,000リットル) 参考 よくある普通のドラム缶の容量は200リットルです。 家庭用のポリの石油タンクは20リットルですね。 上記の資材を畑に均一に散布し、浅くローターをかけ、土と混濁させます。この時、注意するのは限りなく浅く撹拌すること。撹拌深度は5センチが推奨です。15センチ以上深く撹拌すると効果は薄まります。一週間後から作付け可能です。
また、ナルナルぼかし肥を使わずにモミガラだけを投入すると、雑草がより繁茂したり土を冷やします。必ずナルナルぼかし肥を散布して下さい。
次年度は微生物のエサとしてモミガラを上記と同量投入するのが基本ですが、野菜の残根が微生物のエサとして働きますので投入量は年々、様子を見ながら減らして行けます。 □上記の場合ナルナルぼかし肥を作るのに必要なナルナル(元菌)の必要量は20リットルです。 20リットルのナルナルを10倍に増やし、さらにそれを種菌として10倍に増やすと2000リットルになります。 土耕菌ナルナルのみのオリジナルです。 醗酵は人ごと場所ごとで、大きく異なります。
どのような醗酵になるのか、 全て自己責任でご使用願います。 ◆原理について◆ 約1200万年前の地球は全球凍結という寒氷期で全地球が氷で覆われていましたが、氷が溶け始めると、大地の地面が根こそぎ海に流れてしまい、地表は岩がむき出しの状態でした。この時、微生物達は雑草という植物の根によって大地を耕す事にしました。それによって柔らかくなった大地に微生物が繁殖出来るようになったのです。そして、柔らかくフカフカになった大地には雑草は必要なくなるので姿を消します。 また、植物は動物と共生して進化してきましたから、動物が好む実・葉、蜜などを供給し共存します。
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上級編 ナルナルボカシの作り方 |
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ナルナル菌は土壌菌の複合体ですので、あらゆる堆肥作りの種菌として利用できます。 通常の落ち葉堆肥などを作る時にもナルナル菌を混ぜるととても発酵がよくなります。 堆肥に混ぜる場合は、1立方メートルに対し、ナルナル菌を4リットル混ぜ合わせると芳醇な発酵となり、臭気を抑えることが出来ます。臭気が出るときは、酸素不足と水分過多が原因ですから、切り返しや水切りを行いましょう。発酵が弱いときは、ナルナル菌を追加散布してください。 上級編 ナルナルボカシの作り方へ ナルナル式の簡易トイレの作り方へ |