醗酵の最終段階、菌糸が全体に回っている。温度も自然低下。 | |||
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醗酵が終了した時の菌糸の顕微鏡写真、菌糸の太さは0.01ミリ位。 | |||
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醗酵が終了したナルナルボカシを堆積していた所、奇妙な造形を始めていた。 | |||
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米糠ボカシの醗酵中の写真 醗酵温度は45度程度。 右は、ダンボールの壁に向かって伸びる菌糸。萌え! | |||
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米糠ボカシの醗酵中の写真 約7日目。ダンボールが小さかったので保温効果が薄く、醗酵が遅れています。表面とサイドに菌糸のもやが発生中。温度が下がると同時に菌糸も蜜になってきます。 | |||
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醗酵もみがらの色の変化。気温が10度くらいあれば、小さなダンボールの中で簡単に醗酵します。5日目位になると色も黒ずんで温度も低下してきます。完成です。2日目位では、指を挿すとザクッと指を中に入れることができますが、5日目にもなると指が刺さりません。菌糸が充満している状態です。畑に使用する時はほぐして使います。あるいは、水をかけると菌糸は溶けて、籾殻はバラバラになります。右の写真の右下のダンボールの中は菌糸で籾殻の塊ができています。 | |||
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菌糸の発生は環境で大きく左右されます。右の写真は左の写真の札を外した所です。左の写真の表面には、菌糸がみえませんが、右の写真のように札をを外したその下に菌糸が発生していました。微妙な環境変化が菌糸を発生させます。 | |||
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右上の写真のアップです。↓冬季は、発熱した温度を保護するため、毛布などをかけますが、この写真のものは、経過観察のためわざと毛布を開放し温度を逃したため、醗酵が中途になっています。ですから、白い札が蓋となり、やや保温されて、醗酵が再開されたのでしょう。 | |||
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屋外で大量に作る時は、日陰の方が良いです。左の写真は悪い例です。雨の日はシートで濡れないようにしますが、むき出しだと水分の蒸発が早すぎます。このような時は、ゴザやムシロで覆って通気性を確保してから、ビニールシートで軽くおおいます。左の写真は日陰の小屋の中です。真下にはコンパネがしいてあります。このような場所ならシートで覆わなくてもかまいません。但し、堆積する高さは50センチまでにして下さい。あまり高くすると下部の醗酵がよくありません。初心者がいきなり、大量に作るのはやめたほうがいいでしょう。まずは多くてもモミガラ100リットル位から初めて、勘を掴んだほうが、大量に作るときの参考になるでしょう。 | |||
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適当な倉庫がない場合、廃車を使う方法もあります。冬場は温室代わりにもなります。右は部屋の中で作ったナルナルボカシ。夏場だったので3日でこの状態になります。 | |||
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石川件のお客様から送られた写真。赤い色素が見えますが、これは、光合成細菌ですので問題ありません。水分過多の時に発生します。左の写真は、千葉県お客様から送られてきたものいです。説明書通りに作ったそうです。冬場で1週間後のものです。温度が自然と下がれば完成です。環境によっては、白い菌糸以外に、カラフルな菌糸が登場することもありますが、分解過程で発生するものなので問題はありません。 | |||
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